【不安や恐れを力に変えるRPG】メタファー:リファンタジオ体験版が期待以上!評価とレビュー!

こんちゃっす!
この記事では、『メタファー:リファンタジオ』の体験版クリアレビューをしますので、
サラッとご拝読頂けたら此れ幸いっ!
本作は、2022年3月4日に「ATLUS」によりリリースされました、
公式ジャンルはATLUSのスタジオ・ゼロが制作を発表していた完全新作ファンタジーRPGです。
本作はATLUSのペルソナ3以降の開発陣「橋野」氏、「副島」氏、「目黒」氏のメイン製作陣がお届けするRPG!
人間心理を揺り動かすストーリーとテンポが良いバトルが特徴のSteamやPS4、PS5、XBoxシリーズ用ゲームです!
また、バトルにコマンドアクション要素が含まれており、コンシューマゲームでも斬新さを放つところも大きな魅力!
筆者は、本気の推しとは?と考えるマルマグ(@131g1)です。

ペルソナはコアファン多いけど…
本作は”ペルソナ6”とは思えない!
ですので…
- コンシューマゲームで斬新なRPGを探している人
- 死にかける場面多々ありのRPGを探している人
- 自由度の高いゲームを探している人

それでは早速参りましょ~!
『メタファー:リファンタジオ』ってどんなゲーム?
体験版の総プレイ時間

本作の体験版において、総プレイ時間は「9時間24分」と
これでもか!!てくらい体験させていただきました。
「あ、この時点で終わるんだろうなぁ」という予想を上回り、
ゲーム内時間の”+3日間”追加で楽しませていただいた点に好感が持てます!
昔の体験版とは違って、ユーザーの購買意欲を研究なさっているんだなという
企業努力が素晴らしいです!
ちなみにですが…
PS版ですと、2025年2月12日までセールで製品版の30%オフを実施中!
近年のアトラス作品は、セールを開催することも増えましたので
下手に中古で購入するより、賢い買い物ができる可能性が高いですよ!
それと、
タイトルの【不安や恐れを力に変えるRPG】の意味を知りたい奇特な人は、
実際に体験版(無料)で試してみてくださいね。
本作の難易度について

個人的には”HARD”と行きたいところなんですが…
まずは、本作の推奨難易度”Normal”を選んでみました。
クリアした結論を述べますと、難易度に少し物足りなさを感じましたが
Normalにした故に生き延びられたバトルもあったので
長時間没頭したい場合は、初見はNormalが一番良いという感覚でした。
ストーリーは流石ペルソナチーム!



世界観は、ファンタジー世界の「多種族国家」における王位継承にまつわる物語です。
すごくザックリした説明ですが
本作のストーリーを語る上で重要人物を紹介します。
主人公:エルダ族と呼ばれる他種族から忌み嫌わて迫害されている身だが、本人は親友のために命を賭すことができる
王子:暗殺されたと報道されているが、実際は呪いを受けながらも生きている主人公の親友

モア:架空の物語を理想とする作家。国から幽閉され自分がどこに居るのかすら理解していないが、本作における”アーキタイプ”と呼ばれる力の解放者

ガリカ:ピクシーを思わせる本作のナビゲーター役。絶滅されたと噂され、身が小さいことから直接バトルには関わらないが、妖精眼など特殊な魔法の使い手。

ストロール:クレマール族の元貴族。国が放った”ニンゲン”と呼ばれる化け物によって滅ぼされた村の出身。勇敢で冷静沈着な性格。主人公の最初の仲間

グライアス:エルダ族でありながらも腕を買われ王子の側近だった。特命のさなかで主人公と合流してから行動を共にする。

ヒュルゲンベルグ:ルサント族で王子の側近の1人。王子の行方を追い放浪していた。グライアスとは元々同士で後輩にあたる。騎士道を重んじており、目覚めるアーキタイプも”ナイト”

ルイ:本作の黒幕にあたるであろう人物。クレマール族で王の側近だったが、国王を殺害し王子に呪いをかけた張本人…という設定
個人的に特に気になったシーン

たとえば、チュートリアルの選択肢の1つ。
幻想とは、現実に影響をもたらさない、無力な作り物か?
に対して、
「フィクションだと思っていた世界の通りになってしまう現実も、実際に起こりえる事がある」
そんな経験したことありませんか?
そういうことです。
フィクションは受け取る側の心理に多少なりとも影響され、人格形成の1つになっていき
その人格形成によって行動に移すのが人間なんだと思います。

本作では、『ニンゲン』という名前で登場する敵対勢力があり、脅威ともされている存在。
姿はお世辞でも美しいとは言えず、これこそメタファー(隠喩)では?と思ってしまいました。
この点は、ユーザー側の一意見なので参考までに。

モアは果たして”理想論者”でしょうか。
理想とは、最善である状態のことを示すと解釈しています。
誰の為でもない、自分の意思によって”自由”と言う名の理想に近づくために行動し、
生きていくことが糧となる人も一定層はいるはず、だと信じています。

作中の表現ではありますが、
死を覚悟した者が考えをあらため、行動も変えることだって可能というシーンもあります。
コマンドアクションバトルについて
こちらの動画は、初見ボス戦で
アトラス式の”試行錯誤”するごく”一般的なバトル”ではありますが…
本来のアトラス作品なら、まず初見殺しが用意されているはずなんですけど
本作においては体験版ということもあり、初見でもふんわり勝てちゃう設計!


特に気を付けたいデバフの一つに
本作に大きく関わってくる”不安”がデバフになるという概念。
どういう状況か?と言いますと、
不安になったキャラに対して、敵の攻撃が全てクリティカルになるだけでなく
敵のプレスアイコンが消費されず延々と殴られ続ける状態のことです。
なるべく避けたいデバフですね。
そして、主なコマンドは以下の通り
□ | 通常物理攻撃(斬・突・打の概念あり) |
△ | スキル |
✕ | 防御 |
〇 | ジンテーゼ(協力技) |
L1 | アナライズ(耐性・弱点分析) |
本作において、重要すべきポイントは、
「いかに弱点を突くかクリティカルをし、プレスアイコン(行動回数)を増やすか」
そのため、クリティカルは運要素なので、
プレスアイコンを増やしたいのでしたら
意図的に弱点攻撃を狙いましょう。
『メタファー:リファンタジオ』のいい点
- 現代のアトラスらしい作りでライト層に優しい
- 冒険のちょうどいいところで休憩・帰還できる
- 時間の概念があることによりシビアさも+
- コントローラー操作によるコマンドアクションが爽快!
- 仲間全員のアーキタイプを自由に変更できる
- グラのクオリティアップで没入感がすごい
『メタファー:リファンタジオ』の残念な点
- 人間の本性を描き過ぎて間に受ける人も居そう
- よくも悪くもアトラスらしいので残虐に思う人も

あくまで個人の主観です
総合評価:この作品のオススメ度は?
結論、星5にしなかった理由は…
- フィールド移動ローディングまでの時間が長すぎて-0.5
こちらはあくまで、PS4版での感想ですので…
PS5版でしたら問答無用で星5になれるんじゃないでしょうか!!
まとめ「つまり面白いの?」

結論を申し上げますと、斬新ながらも考えるキッカケを与えるRPGが好きな人には間違いなく面白いです!!
人間心理を揺り動かすストーリーとテンポが良いバトルが特徴の作品!
ぜひ、探究者”シーカー”として極めてみましょう!
以上のことをまとめますと、
- アトラスの先鋭スタジオ・ゼロの完全新作RPG
- バトルにコマンドアクションを追加したコンシューマゲームでは珍しい実装
- 体験版だけでもボリュームが多い
- 初見の難易度はNormalがオススメ
- ファンタジーではあるもののニンゲンが化け物として登場したりする
- デバフで一番厄介なのは不安
- プレスアイコンの数だけ行動ができる
- 本作に旧作の用語も登場する
その他にも、コンシューマゲームの記事としては、下記でクリアレビューを執筆させて頂いています。
こちらも併せて読んでいただけると幸いです!


ではでは、筆者のマルマグでした^^